#:g1: 国会図書館デジタルコレクションとLisp

Posted 2022-05-31 00:04:36 GMT

今月19日より、国会図書館のデジタル化された資料のうち絶版等で入手困難なものに限ってインターネット経由で閲覧できるサービスが「個人向けデジタル化資料送信サービス」として開始したとのことで早速アカウント登録してみました。

登録には現住所が確認できる身分証が必要で現在のところ約一週間程度で本登録が完了するようです。

おもしろそうな資料

本登録完了前からめぼしいもののリストを作成してみていましたが、コンピュータ関係は歴史がまだ半世紀程度のため文学や音楽に比べると発掘できる資料も少ない印象を持ちました。

Lisp関係でいうと、1980年代の第二次AIブーム&エキスパートシステム関係の資料や、各社で出していた技術レポート、あたりが現在入手困難かつ閲覧可能なものでしょうか。残念ながらbitのようなコンピュータ誌は廃刊になったものを含めて本サービスの対象外のようです(国会図書館内でしか閲覧できません)

ということで、ざっと眺めてみて目についたものを列挙してみます。

まとめ

10年程前のプチLispブームの時の話ですが、「Lispは何も実用的なものを生み出したことがない。実用化されたことがない」などと放言する人をちらほら見掛けたりしました(現在でもたまにいるかも)。
当時のインターネットから検索できる資料では、ウェブが擡頭してくる以前の1980年代の資料は皆無に近く、国内の第二次AIブームやLispが関係してくるアプリケーションについての情報も手軽には入手できませんでしたが、国会図書館デジタルコレクションのお蔭で、上記の記事で取り上げたように金融や事務の業界でもニュースになったりはしていたという実態が手軽に確認できるようになってきました。
現在の第三次AIブームのDL/MLという手法/ツールとプログラミング言語のPythonに対応するものが、第二次ブームでのエキスパートシステムとLispとざっくり考えても外してはいないんじゃないかなあと思ったりです(ブームの規模は違えど)。

それはさておき、やはり、1980/90年代に刊行されていたComputer Todayのようなコンピュータ雑誌が閲覧できると嬉しいですねえ。


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