#:g1: マルチパラダイムなCommon Lispには逃げ場が沢山ある

Posted 2021-01-21 01:55:42 GMT

こちらの記事を読んで、自分が考えているオブジェクト指向とは随分違う何かがC++やJavaのオブジェクト指向プログラミングなんだなあと思いましたが、それと同時に、パラダイムがどうこうというより特定のパラダイムやシステムに囚われてしまう状況では、そこから抜け出すには、既存のものを捨てて他のパラダイムに移行せざるを得ないと考えてしまうのかもなあと感じました。

Common Lispはマルチパラダイムですが、

あたりが組込み機能です。

データがコードなため、メタプログラミングが容易で、組み込み言語のDSLで、Prologや、プロダクションシステム等を組込んで使ったりすることも可能です。 まあ、DSLが元言語とどこまで違和感なく連携するかはまた別の話ではありますが。

goto廃止論争が華やかだった時代も、マクロで構文を拡張できるLispは、gotoを廃止するということもなく、goを直接手書きしないような構文をマクロで言語標準機能として構築して迂回。
オブジェクト指向システムはSmalltalkの影響下で二三の実装がありましたが、最終的には総称関数という関数呼び出しにメッセージ送信を融合したような形式に収める、などなど、色々なパラダイムを吸収してきてはいますが、オブジェクト指向システムをほぼ使わずに書くことも可能ですし、関数がファーストクラスなので関数型的に書くことも容易です。
もともと対話環境が強力ですが、対話形式でも使えますし、バッチ形式でも使えます。 様々なパラダイムを強力なメタプログラミング機構がゆるくまとめているところもあるかもしれません。

こういうCommon Lispみたいな逃げ場が沢山ある言語が流行ると嬉しいですね。


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