Posted 2020-08-20 00:30:51 GMT
ここ最近Interlisp-D復活のプロジェクトが活発でOSS化が進んでいるらしいというのは眺めていましたが、いつの間にやら仮想Interlisp-D環境であるmedleyが最近のOS上で動くようになっているようです。
以前もmedleyは古いOSを用意すれば動かせたりしましたが、最近のOS上でも動かせるというのは非常に嬉しい。
下記はlinux x86_64で導入する場合です。 clang等が必要ですが適宜インストールしましょう。
git clone https://github.com/Interlisp/maiko.gitcd bin
export PATH=.:$PATH
makeright x
上記でビルドが完了すると、maiko
ディレクトリの直下のマシンアーキテクチャ名のディレクトリ中にldex
が生成されていますので、medleyのsysoutイメージを指定して起動できます。
./linux.x86_64/ldex full.sysout
sysoutイメージは、interlisp.orgに記載のあるRon’s Interlisp dropboxでも数種類配布されているので、適宜利用してみるのも良いでしょう。
とりあえず、手元では、古いmedleyで動かしていたイメージが起動しました。
OSS化されたということで、処理系のソース等も読めるようになるのかもしれません(既に読める?)
個人的にはLOOPSを触ってみたいと思っています。
■
HTML generated by 3bmd in LispWorks Personal Edition 7.1.2