#:g1: LispWorks 7.1.2 Personal Edition リリース

Posted 2020-05-21 03:40:49 GMT

LispWorksは商用のCommon Lisp処理系で、お試し版としては、Personal Editionというものがあるのですが、長らくアップデートされていませんでした。
前回リリースされた LispWorks 6.1.1 Personal Edition が、2013-01-19のリリースだったので実に7年ぶりのリリースとなります。

今回リリースされたPersonal Editionのプラットフォームは、x86系とArm。 これら以外のプラットフォームでもLispWorksは稼動しますが、x86系とArm以外を使っている人は稀だと思うので、問題になることはないでしょう。
なお、Personal Edition以外のLispWorksの各エディションは申請すれば一ヶ月評価できるので、マイナープラットフォームの方々でも申請すれば購入前に評価は可能です。

これまで商用処理系の評価版というとLispWorksもFranzのAllegroも32bit版限定でしたが、今回のLispWorks 7.1.2 Personal Editionでは64bit版も配布されています。
32bit環境の方が特殊になりつつある昨今なので当然といえば当然ですが、嬉しいところですね。

LispWorks 7.1.2 Personal Editionの制限

等々は過去のバージョン同様の制限となっています。
5時間の制限と初期化ファイルを手動で読み込ませる必要があることについては、大して苦労することはないのですが、常用するには利用メモリの制限が結構厳しい。
例えば、ironclad等はビルドに結構負荷が掛る方ですが、こういうのは途中で終了となってしまいます。 コンパイルできる範囲でちまちまfaslを生成、処理系を立ち上げ直してロード、という作戦で乗り切ることも場合によっては不可能ではありませんが結構手間ですね。

LispWorks 7.1.2 Personal Editionの使われ方様々

LispWorksを評価するのが本来の目的かと思いますが、意外に大学の授業等での利用が結構あるようです。

PAIPの題材のような古典AIの授業の処理系として活用されているようですが、GUI付きのIDEとしてワンクリックで起動し利用できるので、確かにCommon Lisp入門や学習用途には結構良いと思います。

まとめ

このブログはLispWorksのエディタで書いて、LispWorksからサーバにアップロードという仕組みで更新していますが、今回のブログはLispWorks 7.1.2 Personal Editionで書いてみました。

ちなみに、標準の初期化ファイルを読み込ませるには、リスナーから、

(load *init-file-name*)

とすると楽です。

LispWorksのリスナーでは最外の括弧を記述しなくても良いので、

load *init-file-name*

でもOK。 M-iや、M-C-iで補完も可能なので、load *ini位までの入力で済みます。


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