Posted 2018-01-08 16:48:54 GMT
昨年末の11月13日、LispWorks 7.1が発表されました。
LispWorks 7.0が2015-05-05の発表だったので、約二年半ぶりのバージョンアップです。
LispWorks 7.0を使い始めて二年ちょっと経過しましたが、毎日使っているとはいえ、あまり使い倒した感もないため、このまま7.0で行くか、とりあえず、7.1に上げるか悩ましい所ですが、一ヶ月試用できるサービスがあるので、出てすぐの11月17日に試用を申し込んでみることにしました。
お察しの通り、もうとっくに試用期間も終わってしまっているのですが、7.1について何一つブログに書いていなかったので何回かに分けて書いてみます。
試用については、二年前のエントリーと全く同じ手順でしたが、既存ユーザーだからか毎度ありがとうというような返事が来ました。
前回は、HobbyistDVでの試用でしたが、今回は、折角なので、HobbiestとEnterpriseの二種で申し込んでみました。
格が違うとはいえ、ライセンスキーが違うのみで、配布されているファイルは全バージョン共通のようです。
ライセンスキーが届いたので、ファイルをダウンロードし、早速、以前報告したバグがどうなっているか確認してみました。
さて、7.0を使っていて、何度かバグ報告をしてパッチを貰ったりはしていましたが、修正はされているのかが気になりますので、早速確認。
一応、リリースノートには目を通しましたが、そんなに細かいものまで書いてはいないようです。
7.0では、UTF-8環境で、(eq '資料コード '資料コード) → nil
だったりしたので、報告してプライベートパッチを貰ったりしていましたが、治っていました。これは良かった。
しかし、これ7.0で公開パッチ出して欲しかった所ですなあ。
libssl 1.1を読み込ませる場合に明示に指定しないといけない件で問い合わせましたが、次バージョンで対応とのことでした。
リリースノートにもある通り対応されていたので良かったです。
sys::find-external-symbol
の型宣言が合ってないのでコンパイルするとエラーになる件でしたが、内部関数は使うな、という回答を貰っていました。
確認した所こちらは据置き。
プロダクション用コンパイルのオプションだと無視しちゃうから気にしてない、とかそういう感じだとは思うけど、いやでも変だと思うんだよなあ。
その2に続く
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