#:g1: cl-notebookの紹介

Posted 2014-06-28 15:00:00 GMT

(LISP Library 365参加エントリ)

 LISP Library 365 の180日目です。

cl-notebookとはなにか

 cl-notebookは、Leo Zovic(Inaimathi)氏によるIPython Notebookに影響を受けたブラウザベースの対話的なCommon Lisp環境です。

パッケージ情報

インストール方法

 現在Quicklispでは配布されていないので、githubからダウンロードして、Quicklispでロードできるようにlocal-projects以下などに設置します

設置できたら、

(ql:quickload :cl-notebook)

でロードできます。

 また、サーバの実行ファイルを作るのに buildapp が必要なようです。buildappは

(ql:quickload :buildapp)

でインストールできます。
(buildapp:build-buildapp)して、buildappを生成し、パスの通ったところに置いておきましょう。

 なお、サーバの実行ファイルは、バイナリでも配布されているようです。

試してみる

 まず、作者自身によるcl-notebookの紹介ビデオがありますので、これを観るのが一番手っ取り早いかと思います。

 ビデオを観て試してみたいと思ったらセットアップしてみましょう。以下では、バイナリではなく、ソースからビルドする方法を紹介します(SBCLの場合)。
上記githubのページから cl-notebookのソースを取得し、cl-notebookのディレクトリに移動します。

$ build.sh

とすると、cl-notebookという実行ファイルができますので、

$ ./cl-notebook

で起動します。デフォルトでは、4242番ポートで起動しますが、-pオプションでポートは変更できるようです。
起動したら、ブラウザでlocalhost:4242/を開いてみましょう。

 なおSLIMEから起動する場合は、

(cl-notebook::main-dev)

で起動するのが良いようです。

cl-notebook

+New Bookで新しいファイル +New Cellで新しい式を作成できます。
式を入力したら、Ctrl+Enterで評価されます。
なお、どうも現時点では日本語は文字化けするようです。

まとめ

 今回は、cl-notebookを紹介してみました。
最近は何かとブラウザベースなものが多いですが、Common Lispでもこういう動きが出てきたのは素晴らしいですね。

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