#:g1: 俺のブログ

Posted 2012-12-02 04:29:00 GMT

Lisp Advent Calendar 2012の二日目です。
近頃では、Twitter等で発散できるためか、以前のようにブログで熱心に情報を発信する人も少なくなってきたように思います。Lispブログの紹介をするAdvent Calendarでもあると面白いかなと思っていたので、自分のLispブログを紹介するエントリーでも書いてみるかということで参加してみました。しかし、自分のブログを紹介するだけだとネタとして厳しいので、2007年辺りからの日本のLisp界隈の動きも交えつつにしたいと思います。
なお、このエントリーで紹介しているイベントよりも、Lisp界隈の動きはもっと沢山ありました。全部書いていると膨大になるので、私のブログに近かったところを紹介しています。

2007頃からの私のLispブログ(Lisp界隈の動きもあわせて)

はてな日記でLisp日記を付け始める (2007)

私がLispのブログを書き始めたのは、はてな日記が最初で、2007位になります。前々からLispは書けるようになってみたいと思っていましたが、2007年の正月にL-99: Ninety-Nine Lisp ProblemsというLispの問題集を発見し、毎日一問位の感じで解いてたら面白くなってきたので、ブログで記録を付け始めた、というのが大体の始まりです。プログラミングは、MSX世代のおっさんなので小学校の頃にBASICをちょっとやった程度で、Linuxを普段使いのOSとしているのでシェルスクリプトがちょっと書ける程度でした。

はてなグループで日記を付け始める (2007)

そんなこんなしている内に、はてなにはグループ機能というものがあるらしいことを知り、Lispのグループを作って皆で情報交換できたら面白いのではないかということで、Lispグループを作成することにしました。調べてみたところ、既にemacs lispでOn Lispの内容を学習するグループというのがLispグループの名前を取っていたので、じゃあ二番目ということで、cadrグループということにしました。ちなみに私のブログで一番更新頻度の高かった時代は、恐らく、LISP365を実施した2009年から2010にかけてだと思います。これは、Perl方面で、流行り始めていたAdvent Calendarを一年通してやってみたら面白いのではないかという思い付きでしたが、無職から脱却し仕事を始めた頃でもあり結構しんどかったです(#g1:ありがとう LISP365)
2006から2011年あたりの主なLisp的イベント(個人的なイベント含む)

2007年辺りはブログ自体が人気でした。RSSを大量に購読するというのも流行っていた気がします。一般にブログというものが認知され渡った頃でもありますが、エンジニアもかなり情報を発信していた時期かなとも思います。Lisp界隈でいうと、Lisp系のサイトは、1999年から続くpractical-scheme.netや、実践Common Lispの翻訳者の一人でもある園城さんのlispuser.net位が代表的なサイトでした。残念ながら園城さんのサイトは、2008年辺りから更新がほぼ停滞しています。2007年頃までは、Lisp系のサイトは、ぽつぽつあってもオンラインでの横の繋がりは、practical-scheme.netのWiLiKiと、LingrのGauche部屋位のものでした。

2006年あたりから、200回を越えて(2010年あたりまで)開催された『素人くさいSICP読書会』を始めSICPを読むのが流行り始めSchemeも盛り上がります。オンラインでは@higepon氏の影響は大きかったのではないでしょうか。(SICP関数型言語の勉強に「計算機プログラムの構造と解釈」を読もう)。@higepon氏は、後にR6RS Scheme処理系である mosh を作成します。またLL系のイベントも盛り上がっていて主にSchemeもこの波に乗っていたように思います。Gaucheのイベントであるgauche.nightも開催されました。LL系の盛り上がりにより『どう書く?org』のようなサイトも結構人気だったように思います。SchemeやCommon Lispで参戦する人もそれなりにいて自分も初心者でしたが投稿してみていました。どの言語が一番早く解くか競うような熱い時代もありましたが、現在サーバは頻繁にエラーを出していて投稿データも見れず、現在、世の無常感を演出しがちです。

2008年頃になると、Schemeはかなりの盛り上がりをみせ、コミュニティも横に伸び始めます。今もLisp系でオンラインで活動している人は、この辺りから活動されているのではないでしょうか。gauche.nightも二回目が開催され、私も色々な方と交流することができました。(gauche.night感想)
私個人はLingrでCommon Lispのチャット部屋を作ったりしはじめました。Lingrが一度消滅し、shiroさんがChatonをつくられた際にはChaton COMMON LISP JPとして便乗させて頂き、今に至ります。(現在あまり活用されてないのが、申し訳ないところです)。このLingrを利用し、オンラインで勉強会を開催してみたりしました。後半は人が集まらず、資料を準備するのも結構大変なのでお開きとなりましたが、全31回で結構な数を開催しました。『人が集まらない』と愚痴っていましたが、今にして思えば逆に良く集まったものだと感心します。IRCのチャネルとしては、freenode.netの#lisp_schemeができて、当初はそれなりに盛り上がりました。ちなみに今でも存在しますが、ぱっとしません(#lisp_schemeログ)。また、@higepon氏が中心となり、Shibuya.lispが発足したのもコミュニティとしては、大きな動きでした。R6RS Schemeができたのもこの頃で、@fujita_y氏のypsilon、@higepon氏のmosh等、日本人が開発しているだけにR6RS処理系を中心に盛り上がりました。2008年頃から新しい方言である、Clojureが擡頭してきていましたが、日本では、2010/10の『プログラミングClojure』の発売以降盛り上がりを見せ今に至ります。また、2010年あたりからTwitterが一般にも急速に普及しはじめ、Lisp関係の発言も多くなります。どんどん多くなるのは良かったのですが、しかし、Lisp(というより主にLisper)を揶揄するようなネタ発言が多く、自分もかなり腹を立てていたりしました。良く良く考えてみれば、Twitterというメディアは、どんどん流れていく垂れ流しのログであり、ブログで同じような論を展開する人もいなかったことを考えると、まったく取るに足らない垂れ流しだったのかなとも思います(まあ、当然ではありますが…)とはいえ、Twitterはかなり身近なメディアとなっているので、Lisp方面でも何か生産的な方向で活用されて行ったら良いなとは思います。

Bloggerに移動してみる (2011)

はてなで4年位書いていましたが、心機一転で他のブログに移動してみようかなということで、Bloggerで書いてみることにしました。しかし、どうもいまいちななので、Common Lispで稼動するブログがあるのでそっちに移転することにしました。
2011年の主なLisp系イベント

自前ホストでCommon Lisp製のブログへ移動 (2012)

現在のブログですが、teepeedee2という世界最速の部類のウェブサーバのデモアプリとしてブログが付属して来るので、これをちょっと改造して使っています。引越しついでに、これまで書いたエントリーも纏めてみましたが、これまで1450位エントリーを書き散らかしているようです。現在のブログは検索機能を付けていないので読み返しにくいこと、この上ないので、Googleのサイト検索位つけようかなというところです。
2012年の主なLisp系イベント
International Lisp Conference 2012が京都で開催されるというのが一番のイベントだったかなと思います。2010年頃であれば、もしくは、関東圏での開催であれば、もっと日本の方も参加されたかもしれないと思いましたが、まずまずだったのではないでしょうか。

まとめ

まとまりも無く書き連ねてしまいましたが、振り返ってみると、やはり、2009年位が一つのピークに感じます。2009年位の活気を再びというのはなかなか難しいと思いますが、地味にLisp界隈も活動を継続していて欲しいところです。

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