SAILDART Lispお宝発掘隊 (0) — #:g1

Posted 2017-10-02 17:06:24 GMT

SAILとは、Stanford Artificial Intelligence Laboratoryの略でスタンフォードAIラボのこと。
DARTとはDump And Restore Techniqueの略だそうで、1972から1990位まで稼動していたバックアップシステムだそう。
そのアーカイブが10年位前から公開されているのが、SAILDART.ORG
アーカイブの中には、マッカーシー先生や、クヌース先生のホームディレクトリがあったりもするし(非公開)、TeXが生れたシステムでもあるので、TeX関係のファイルも多数ある。
Lisp関係では、Common Lispの仕様策定のメールでの議論は、ここSAILのシステムを中心としていたようで多数のお宝が眠っている(と私のようなマニアは考えている)

以前から発掘に勤しんでいるのだが、一度端から端まで確認してみようかなと思い、ブログに記録を残しことにしてみた次第。

まず、システムのLSPディレクトリがあり、このディレクトリは ざっとこんな感じ

ディレクトリの名前からだと、中身がなんだかさっぱり見当がつかないが、とりあえず下から全部確認していくことにしよう。

[WD,LSP]

READ.MEに

THIS DIRECTORY CONTAINS EXPERIMENTAL LISP SYSTEM PROGRAMS WHICH SHOULD
NOT BE DEPENDEN UPON

等々とあるので、WDとは、Working Directoryの略かなんかだろうか。

特に見るべきものもないが、pretty.rutのファイルは、UCI LISPのプリティプリンタの定義かなんかだろうか。

[LAP,LSP]

ここも良く分からないが、UCI LISPっぽい。dfuncというのは、UCI LISPのdefunみたいなもだったと思う。
Scheme等と同じく(dfunc (foo arg)...)という形式なのが面白い。
1973年のファイルなので、この定義形式はSchemeに先行するだろう。

[DWP,LSP]

READ.MEに

All files here are on the LISP UDP as of 5/7/80.
        -rpg-

とあるがまったく意味が不明

MLISPの処理系のソースっぽいものがMIDASで書かれている断片がある。

[TCH,LSP]

Common Lispの仕様策定のグループで標準化について技術的な議論をするメーリングリストのアーカイブが置かれていた場所らしい。 メーリングリストの名前は、cl-technical TCHとはtechnicalということか。

とりあえずmhonarcでまとめてみた。

とりあえず、満足したので今日はここまで。


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