LMI Lambdaのエミュレータ:LambdaDelta 公開! — #:g1

Posted 2017-04-23 05:55:47 GMT

最近、LispマシンのメーリングリストでLMI Lambdaのエミュレータが完成間近であることがアナウンスされていたが、今日LambdaDelta 0.98.1が公開された。
やった!、思いの外公開されるのが早かった。

早速起動したい所だが、ROMや、テープイメージ等を準備する必要がある。

必要なものを取得しつつのビルド手順は下記の通りとなった。
ホストOSは、Debian GNU/Linux 64bit

### LambdaDelta本体の準備

wget https://github.com/dseagrav/ld/releases/download/0.98.1/ld-0.98.1.tar.gz tar xvf ld-0.98.1.tar.gz cd ld-0.98.1 ./configure --without-SDL1 make

### ROMの準備

cd roms wget http://bitsavers.trailing-edge.com/pdf/lmi/firmware/SDU_15165-0003.ZIP unzip SDU_15165-0003.ZIP wget http://bitsavers.trailing-edge.com/pdf/lmi/firmware/VC_MEM.ZIP unzip VC_MEM.ZIP http://bitsavers.trailing-edge.com/pdf/lmi/firmware/Memory/2243902_OF_27S291.BIN

ln -s VC_MEM/U43_2516_2242843-0001_0856TI200038.BIN VCMEM.ROM ln -s 2243902_OF_27S291.BIN MEM.ROM ln -s SDU_15165-0003/combined.BIN SDU.ROM cd ..

### インストールテープの準備

cd tapes wget http://bitsavers.trailing-edge.com/bits/LMI/lambda/00_install.tap wget http://bitsavers.trailing-edge.com/bits/LMI/lambda/02_system.tap cd ..

### ディスクの準備

fallocate -l 1gib disks/disk.img

### 初期化ファイルの準備

echo "sdu_switch 0" > ld.conf

あとは大体READMEに書いている通りに進めばセットアップは完了する

インストール時のはまりどころ

一番最初は、ld.confをどう書くのか最初は良く分からないのでデフォルト値を利用することになる。
はまりそうなデフォルト値は、ディスクのdisks/disk.img位かなと思う。

また、イーサネットデバイスを利用するのにroot権限が必要だが、

sudo modprobe tun 
sudo tunctl -t ldtap -u ユーザー

等とするか、root権限で実行することになると思う。 Xの画面が開かない時は.Xauthorityをrootのホームディレクトリにコピーする等適当に凌げば良いかもしれない。

170423130139

起動できたら、とりあえず、ユーザーのホームディレクトリでも作成してみる。

(fs:create-directory "mc")

そしてログイン(特に何も起きないが……)

(login 'mc)

初期化ファイルは、ユーザーディレクトリのlispm.initらしい(CADRと同じ)

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バックアップテープからのリストア

F12でテープを02_system.tapに切り替えて、System B(F1を押してからB)でバックアップユーティリティを起動。 中程のメニューのModesからRETRIVEを選んで、上のCommandsメニューからRESTORE-FILESを選択すると、読み込みと展開が始まる。結構長い。

lmi-lambda-restore

結び

とりあえず速報という感じでまとめてみた。
ホストとのファイル共有や、ネットワーク周りがまだ良く分からないが、ホストとファイルをやりとりできるようになると非常に捗るので方法を探りたい。

いやー、LambdaDeltaの今後の進展が楽しみだ!


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