Lisp本積読解消: Common Lispプログラミング — 9.3 マクロ — #:g1

Posted 2017-03-22 21:27:54 GMT

今回は、Common Lispプログラミングのマクロの箇所を読む。
著者のRodney A. Brooks氏は、今ではiRobotの設立者として有名。
サブサンプション・アーキテクチャでも有名で、Lisp界隈でもLucid社の設立者でありコンパイラ作者でもあった。

原書の出版は、1985年でCLtL1時代の本。
前年に発表されたCommon Lispの入門書としては最初期のものなので、他の書籍から引用されることも多かったようだ。

9.3 マクロ

最初にマクロの役割をざっと説明し、順に使い方各種を解説していく。
最初は、コードを分かり易くするためのもので、リストのアクセサとしてcadrcaddrのようなものを使っているものをfoo-namefoo-color等、プログラムの文脈的に意味のあるものにするのにマクロを使う。

次にletや、if等、制御構文系のマクロの作成方法について解説し、よりテンプレート的に書き易い道具としてバッククォートを紹介する。

そして、マクロの意図しない変数捕捉や多重評価の問題について解説してあり、マクロについて一通りの解説はされている。

気になった所

gensymの説明がちょっと間違っていたりするが誤植かもしれない(0引数と説明されているところ)

結び

お題が小分けになっているが、それぞれの説明の後には、練習問題が付いていて、なかなか良い構成だと思った。
章末には大き目の問題が付いている。
練習問題の作りも丁寧。


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