Lisp本積読解消: LISP 原書第3版(I) | 13章 構造体 — #:g1

Posted 2017-01-31 10:28:00 GMT

Lisp本積読解消今回はLISP 原書第3版(I)
13章 構造体 を読むことにする

LISP 原書第3版(I)

まず、この本の紹介をすると、Winston & Horn本として割合に有名な本。
原書は1989年に出版されている。
第1版と第3版が邦訳されていて、第1版の方は、Common LispでなくMacLISPなので注意。
第1版邦訳の文体は直訳的で独特。第1版程ではないが第3版も見出し語などには妙な癖がある。

第3版の方もANSI Common Lisp以前の出版だが、CLtL2相当の内容でオブジェクト指向システムの解説もされている。

13章 構造体

要点を押えつつ簡潔な内容になっていて、この章を読めば構造体についての一通りの知識は得られると思う。

この本にもSETFのFはフィールドのFと説明があったのは知らなかった。
実際にそうなのかは謎なのだが、SETFの大元であるMIT Lispマシン開発者のDavid Moon氏がそういうのだからそうなのかもしれない。
※レビュアーとしてMoon氏の名前もあるので、氏からの指摘があったのかもしれない。

私個人としては、MIT Lispマシンが参考にしたDeutsche氏のA LISP machine with very compact programsに、既にSETFQとして登場していて、フィールドと強い関係がありそうな説明はないので実際どうなのかなあと思っている。
寧ろ関数との関係性で説明されているのでFunctionのFである可能性も0ではなさそう。

閑話休題。この章に付属の例題もそこそこ要点を得ているし全体的に良い内容かなとは思った。
ただ翻訳の問題なのか設問の意味が良く分からない内容になっている気はする


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