Land of Lisp 読書記録 (1) — #:g1

Posted 2010-11-23 16:41:00 GMT

去年の10月位に出るんじゃないかと言われていたLand of Lispですが、待つこと一年、先日の10/26日に発売となりました。
著者は、このブログのエントリーの題にもいるLISPエイリアンの作者でもある、Conrad Barski氏です。
ブログでエイリアンも使わせてもらっているので御布施ということで購入。
-(http://nostarch.com/lisp.htm)
紙の本としても買えますが、自分は、No Starch PressからPDF版を$24位でダウンロード購入しました。
しかし、購入して安心したのか、この一ヶ月ずっと積読に。
ブログに記録を付けていけば読む進められる気がするので読書記録を付けてゆきます。

ACKNOWLEDGMENTS

Land of Lispは、ウェブ上のチュートリアルであるCasting SPELs in Lispから発展したのもだそうです。
Casting SPELs in Lispをつくるにあたって色々な人にアドバイスをもらったそうですが、RMS(Richard Stallman)にも、Emacs lispのコード例付きの親切なメールでLispのスタイル上のアドバイスなどをもらったらしいです。本文に出てくるeqとequalの話などがなんとなくこの辺りに由来するのかなあとちょっと思いましたが、実際はどうなのか。

INTRODUCTION

内容は、割と良くある感じの、LISPに初めて触れる人向けのLISPの歴史と特長の解説ですが、人類史(地球史?)と重ね合せての説明になっていて、ギャグなのか本気なのか良く分からない内容になっていますが、面白いです。
Lispの流行り廃りについても触れられていて、AIの冬以降のLISPプログラマがUMAに喩えられていたりするのですが、山奥や密林に潜む、ウェンディゴ、イエティ、サスカッチに混ざってなぜかRMSの名が並んでいます。
他には、C++とLISPを比べ、C++の場合は、Stroustrupという凄い人がCを拡張して俺C(C++)を作ったけど、LISPでは誰でも簡単に拡張して俺LISPのようなものが作れるのだよ、というのが、どの辺の層にアピールするのか謎ではありますが、なるほどとは思いました。
ちなみに、この本は、Barski氏の挿絵が沢山あるのですが、本文とはそれほど関係ないように思われ、本文の補足を図示して分かり易くしたい、というより、描きたいから描いてる!、という感じで、これも面白い点です。

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