(30)日米並列Lispワークショップに参加して(1989) — #:g1

Posted 2010-06-24 12:36:00 GMT

まったりとCiNiiのLISP関係の論文を漁っておりますが、今回は、
-(http://ci.nii.ac.jp/naid/110003743569)
です。
本文は、今から21年前の1989年に東北大学で開催された日米並列Lispワークショップのレポートです。
最近では、プロセッサの速度向上が頭打ちになりつつあり、GPGPU等を利用した並列コンピューティングが熱くなりつつありますが、LISP界では、大体、25年前から15年前あたりまで並列計算が熱かったようです。
代表的なところでは、超並列プロセッサのConnection Machineで稼動する *Lispや、Connection Machine Lisp(完成しなかった様子)がありますが、このレポートを読むと、*Lisp以外にも様々な処理系があったことが分かります。
このワークショップで発表された処理系だけでも、
+ Multilisp(Schemeの拡張)
+ Mul-T(Tの拡張)
--メモリ共有型ハードウェアで稼動。future機能
+ QLisp
--メモリ共有型ハードウェア
+ TOP-1 Common Lisp
--KCLを拡張したもの。future。明示的プロセス生成あり。
+ PaiLisp
--Schemeを並列拡張
+ Concurrent Scheme
+ mUtiLisp
--UtiLispを並列拡張
+ MultiScheme
+ TAO
+ ABCL/R
--並列自己反映オブジェクト指向LISP
+ ABCL/1
+ PMLisp
+ Lispマシン EVLIS
などなどかなり多様です。
並列コンピューティングが身近になりつつある今、また並列LISPが身近になることがあるやもしれません!

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